北千住の東側、駅前広場に立つビル。北千住の駅前再開発と合わせたプロジェクト。
1、2階は店舗、3、4階はオフィス、5、6階は住宅という構成。これらの都市が必要とする機能の構成に合わせ、箱を積み上げ、箱をズラした部位に機能を埋め込み、その隙間をデザインした。エントランスからのアプローチ、避難バルコニーなどの部位は、建築のアクセントになっている。
北千住の東側は、東京電気大学が進出し、槇文彦さんの設計したマスタープランにより一変した。また、足立区は昔のイメージと違い?すっかり若い世代にとって人気のあるエリアになっている。わたしたちの設計した建物も、その新しい北千住の顔となる駅前広場の一画を占めている。
後ほど電気大学の建築学科の学生たちとも別件で交流を持つ機会があり、話している中でこの建築の話になり、何人も印象に残っているようで、それが嬉しい。